受験勉強の途中で

大学入試に向けて、勉強中、隣の部屋から、こんな音楽が・・・。「少女よ 泣くのはおやめ 風も木も川も土も みんなみんな 戯れの 口笛をふく」おそらく隣の部屋に若者が集まって、小宴をしているのだろう。小椋 佳さんの「さらば青春」です。ギターの演奏に合わせて、何人かが歌っています。安アパートだったので、ほとんど住人はおらず、夜が更けての歌声にもおとがめなしです。こんな表現をするわたしは、当然のごとく50台のおじさんです。当時は共通一次試験突破に向けてがんばっていました。本来なら、勉強の妨げになるであろう歌声も心地よかったのを思いだします。疲れた頭に、心地よいサウンドで、なぜか泣けてきました。いかにも若者という感じがして、大学生になって青春を謳歌したいと思いました。それにギターっていいなと思いました。その当時も友達の中には、ギターを手にする者もいましたが、そのほとんどがバンドを組むためのものでしたし、エレキギターが中心でした。アコギを持っている友達はいませんでした。アコギとの出会いは、晴れて大学生となり、下宿をするようになってからでした。
Source: ギター初心者塾

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